カンタータ日記・奥の院

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zoom RSS GWの記録〜明治神宮の舞楽鑑賞&お台場水上クルーズで、浪花の日々をしのぶ at TOKIO

<<   作成日時 : 2009/06/14 02:45   >>

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ちょっと前のことになってしまいましたが、大阪旅行の楽しい余韻がまだ冷めやらぬゴールデンウィーク。

明治神宮春の大祭の奉納芸能で、舞楽が演じられると知り、行って来ました。



4月29日(祝)



 神宮の人工森が、最も美しく輝くころ。

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緑に囲まれた本殿前に設けられた舞台

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舞楽を奉納するのは楽友会(がくゆうかい)。
詳しい紹介はありませんでしたが、宮内庁楽部に所属する組織、または関連団体でしょうか?

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振鉾(えんぶ)

舞楽会の最初に舞われる、天地の神々や先霊を祀る舞。
四天王寺では左方・右方の舞人が一人ずつ舞ったあと、二人一緒に舞ったのですが、
ここではそれぞれ単独の舞だけでした。

舞のどこを切り取っても、ポーズがバッチリきまっていて、かっこいい。

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見物人は多いのですが、四天王寺のように池越しでないぶん、わりと近くからはっきりと見ることができます。
上の写真では少々わかりづらいですが、左方(写真左)の鉾の刃が金色、右方(写真右)の刃が銀色なのが確認できます。
四天王寺とおなじ。


萬歳楽(まんざいらく)

唐の国で、王の萬歳を祝って飛んできた鳳凰の声を楽に、姿を舞にうつしたものといわれている。
お祝いごとによく演奏される曲であり、皇室では即位の礼などに舞われる。

唐由来で、オレンジ色の衣装ですから、これは左舞ですね。

四羽の鳳凰がゆったりと飛び回っているような優雅な動き。

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片袖を脱いだ下の装束がこんなに美しい。

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八仙(はっせん)

別名「鶴舞(つるまい)」。右方の舞。

面も衣装もとても変わっていて、おもしろい。

崑崙山の仙人が舞う様子を表す、とも、崑崙山に住む仙禽である八羽の鶴の舞である、ともいわれている。

この面は鶴をかたどっており、口先につけられた金色の鈴の音は、鶴の鳴き声をあらわすものなのだそうです。
衣装は頭からすっぽりかぶって着る袍(ほう)というもので、鯉の刺繍がされ、その上から青い網がかけられている。

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輪をつくって舞うのは、大空を舞う鶴の姿を表現しているという。

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でも鶴ってこんな顔だっけ? これはむしろ魚顔ではないか?

あとで調べてみたら、「冠鶴(かんむりづる)がモデル」との記述発見。
冠鶴、確かにこの面に似ているのですが、「アフリカに分布」とある。
アジア方面にも渡ってくるのかな?


このあと、長慶子(ちょうげいし)という、舞楽会の結びに使われる曲が奏され、舞楽奉納は終了。


この前見た四天王寺舞楽にくらべると、楽器を奏する楽人の人数がかなり少なかったこともあり、
全体的に少しこじんまりしているようにも感じましたが、緑の森にかこまれた神殿前の空間にふさわしい風雅さが心地よく、こちらはこちらでなかなか良かった。



四天王寺舞楽の記事に続いて、にわか知識第2弾。


舞楽で使われる左右の大太鼓(だだいこ)の違い。

<左方の太鼓>

中心の文様は三つ巴
てっぺんにある丸い飾り(日形=ひがた)は太陽をあらわし、金色。
胴の周囲の火焔の中に昇龍の装飾がある。

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<右方の太鼓>

中心の文様は二つ巴
てっぺんにある丸い飾り(日形=ひがた)は月をあらわし、銀色。
胴の周囲の火焔の中に鳳凰の装飾がある。

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 この前の大阪旅行での、四天王寺舞楽の感動が冷めやらぬ中、さらに舞楽に関して見聞を深めることができて、とてもタイムリーでした。



  ☆    ☆    ☆



 おまけ、水上クルーズアルバム。


 GW中のこの日は、この後、お台場方面に行き、前からずっと気になっていた、
 TOKYO CURUISE (水上バス)
 に乗りました。
 さまざまなコースがありますが、わたしが乗ったのは、お台場ライン(お台場海浜公園〜日の出桟橋)
 ちょっとした船旅気分。
 
 また、大阪旅行のことが思い出される。
 水の都、大阪でも、何度か水上クルーズ体験をしたのだ。
 こちらは、江戸情緒と現代東京の人工美とが交錯するクルーズでしたが。

 ここでは、写真を、何枚かだけ。


 お台場海浜公園・クルーズ船乗り場

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 お台場海浜公園の前にある古い灯台?とレインボー・ブリッジ

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 フジテレビ 

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 お台場の跡(左)を間近にかすめ、レインボー・ブリッジ(右)をくぐる。

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 通りかかったレスキュー船

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 舳先から進行方向(汐留方面)をのぞむ。

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 芝方面(左)と汐留方面(右)

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 日の出桟橋付近で見た船。

 いりす(左)と海鷹丸(右・東京海洋大学の船)

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 シンフォニークラシカ(ディナー・クルーズ船)

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 桟橋では、こんな車(屋台)が待っていた。

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 おまけ、旧芝離宮公園

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
四天王寺についで明治神宮でもあったのですね。
Noraさん、たちまち雅楽について勉強され、理解され、素晴らしいレポートを書いてくださいました。
洋楽と雅楽、もとは似通ったところがあるということでした。
両方に精通していらっしゃるNoraさんの、これからの雅楽の記事も楽しみにしています。
tona
URL
2009/06/18 21:18
 tonaさん、こんにちは。
 雅楽、ほんとうにおもしろいです。
 これまでは雅楽と言ったら、みんな同じようなイメージでしたが、よくよく聴いてみると、四天王寺のものと明治神宮ではかなりちがいます。
 それでいて、四天王寺で聴いた古代から伝わる声明などは、tonaさんも行かれたサンティアゴ・デ・コンポステラなどに伝わる初期ポリフォニーなどと、妙に似通ったところがあります。ほんとうにおもしろい。
 すばらしい世界を教えてくださり、ほんとうにありがとうございます。
Nora
2009/06/20 18:41

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