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zoom RSS ’10秋の観仏行6〜萬福寺(お気に入りの仏像 JR奈良線沿線編2)

<<   作成日時 : 2010/10/26 16:11   >>

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 さらに北上すると、列車は宇治川を渡る。



▽ 宇治川

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 宇治にある、仏像で有名なお寺と言えば、何と言っても平等院鳳凰堂
 これも、いずれチビ観音様の三室戸寺といっしょにゆっくりと訪れることにして、
 今回は、少し北にある、萬福寺へ。



 2、黄檗下車、萬福寺


    金色布袋像

    十六羅漢像 ほか
 

 駅の名前がすでに「黄檗」だけあって、萬福寺の門は、駅を下りてすぐ。
 
 このお寺はたぶん初めて。
 黄檗宗ならではの、中国からの直接の影響が色濃い、独特の建築や仏像を観ることができる。
 中でも、黄金に輝く布袋尊像や生々しい十六羅漢像が楽しみ。

 特に十六羅漢は、狩野一信の羅漢図(板美の諸国畸人伝)や、南禅寺三門の像を見たばかりだったし、
 来年の狩野一信の五百羅漢図百枚一挙公開に向けての予習の意味でもぜひ観たかったのだ。



 萬福寺


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 満開の金木犀の巨木。境内は、うっとりするような良い香りに満ちて、天国的。
 今回は、紅葉にはちょっと早すぎる中途半端な時期の旅となったが、どこへ行っても、金木犀が満開。
 あえて季節的に特徴付けるとすれば、金木犀の香りに包まれた旅、とでも言うべきか。
 東京もそうだが、京都や奈良は驚くほど金木犀が多かった。

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  三門の風景も実に天上的。これで、蓮の花でも咲いてたらえらいことだ。

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 三門と仏殿の間に拝殿のようなものがあり、そこに思いっきりくつろいだポーズの、黄金にまぶしく輝く、

 布袋尊がいらっしゃる。

 近づいていくと、金色の妖しい姿が見えてきた。 

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 布袋尊の背後にいらっしゃるい韋駄天像。(左)
 堂内にいらっしゃる四天王のうちの一人。四人ともかなりの足の短さ。(右)

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 本堂。

 この壮大な中国風建築の内部、巨大な釈迦三尊像の両側に、
 個性的にもほどがある、と言いたくなるような、

 十六羅漢像がずらっと並ぶ。

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 おなかを開いて、仏様の顔をのぞかせていたり、
 手にしたお椀の中のチビ竜に杖を振りかざしていたり、(呪文で竜を小さくした?)
 猛虎だかネコだかをすさまじい形相(何もそんな怒んなくても、というくらいの勢い)で叱りしかりつけていたり、
 どの像も思わずぎょっとするほど生々しく、ある意味壮観。

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 あちこちに、中国風のおもしろいものが。

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 他の巨大禅寺と同じく、伽藍の間には、回廊が張り巡らされているが、ここでも中国風装飾がユニーク。

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 本堂(左)と方丈(右)の間の枯山水風庭園。

 これまで観てきた禅寺に比べ、方丈&庭園はむしろシンプルで、特に庭園は、がらんと広い空間いっぱいに敷かれた砂利に、美しい波形が描かれているだけ。
 何も無い(人も少ない)分、かえって静寂が感じられ、時々響く鳥の声が心にしみわたる。

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 ただ波が果てしなく続くだけの、大海原のような庭園。
 波の果てには、豪壮な方丈がそびえる。

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 ユニークな仏像はもちろん、
 ちょっと見ハデに感じられる中国風趣味の背後に隠された、おそらく本場の禅と直結したお寺の天国的な佇まいも、大いに気に入りました。



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