港大橋・海に横たわる東京タワー?サンタマリア号で大阪港大航海~大阪モダン建築図鑑’13その3

 いよいよ、今回の一番のお目当て、サンタマリア号による大阪港周遊。


 港大橋を、間近に見てみたかったのだ。



 大阪港帆船型遊覧船・サンタマリア号



 以前、WTCコスモタワー展望台から眺めて圧倒された(記事はこちらこちら)、
 水の都・大阪を象徴するあまりにも個性的な巨大橋梁の数々、大阪港を彩るこれまた個性的としか言いようの無い建築の数々を、今度は海から間近に探訪しました。



 海遊館に隣接する西はとば乗り場に、サンタマリア号が着岸。

 着岸した時には、帆はたたまれていることに注目。

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 着岸したとたんに、するすると帆を上げ始め、美しい帆船の姿となる。

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 サンタマリア号は、「帆船型観光船」。
 航行中は帆を下げているが、波止場に着岸すると、その雄姿を見せるため、帆を高々と上げる。
 コロンブスが見たら、何て不思議な船だ、と、びっくりするだろう。
 それほど大きな船というわけではないが、コロンブスの実際のサンタマリア号の約2倍の大きさだという。
 本物のサンタマリア号、想像以上に小さかったようだ。

 前方、後方さまざまな位置、またさまざまな高さの展望デッキがあり、好きな場所で風景を楽しむことができ、船内にはレストラン等もある。


▽ 前方デッキと操舵室。

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▽ 室内のレストラン等。夜は、ディナーをとりながらのクルーズも。階段の下は、コロンブスの部屋(展示室)

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▽ 操舵室(立ち入り禁止)と後方甲板。

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 さあ、帆を「下げて」、いよいよ出航!


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 わたしはずっと甲板にいたが、風景に夢中になっていたせいか、ほとんど寒くなかった。だけど、船首甲板だけは、風が強く、厳しかった。
 映画「タイタニック」のおなじみのポーズは、実際やるとかなりつらいと思う。


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 天保山大橋、港大橋というすさまじい2大巨大橋梁の真下をくぐり、さまざまな大阪港の名所、名(迷)建築をめぐるコース(わたしが乗ったのはデイクルーズ)は、絶対にオススメ。



 大阪港、海遊館前の西はとばを出航。

 まず船は、北東に進路をとり、中之島をはさむ堂島川と土佐掘川が合流して大阪港に流れ込む安治川の河口を、天保山大橋の方向に進んでゆく。



 すぐに、天保山大橋の雄姿の真下をくぐる。

 大迫力。

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 天保山大橋を越えてから、橋を振り返る。

 日本で最も低い山、天保山は地上から訪れる時間が無かったので、船から確認したいと思っていたのに、天保山大橋のあまりの迫力に目が眩み、忘れてしまった。

 写真の向かって左岸に写っている緑地が、天保山公園。こんもりした部分が天保山だろうか。

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 船は、ユニバーサルシティ駅のあたりで、方向を180度変え、河口の方へ戻ってゆく。



 ユニバーサルシティ付近のホテル、マンション群。 

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 ユニバーサル・スタジオ・ジャパン

 上の写真のどこかメルヘンチックな雰囲気に対して、こうして裏側から見ると、ちょっとハリボテ感がすごい。
 海遊館からユニバーサルスタジオに向かう渡し船もあるのだが、この風景が近づいてきても、あまりわくわくしない?

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 安治川上流、大阪中心部のビル群をのぞむ。

 手前に見える赤いアーチ型の物は、安治川水門。
 その向こう、中央の、すらっとして屋上のヘリポートのようなものをのせた青いビルは、シティタワー西梅田。

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 乗組員の方、登場。


 胴回り180センチのマーリオさん。

 後ろは、付添いの方。写真を撮ってくださる。

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 天保山大橋の方へ戻る。

 天保山大橋、全景。まるで光のハープのようだ。


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 再び、天保山大橋をくぐる。

 橋脚の向こうに、巨大な港大橋の姿が望まれる。

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 出航した海遊館前を直進、


 やがて、舞洲(まいしま)にある、

 環境事業局舞州工場大阪市環境局舞州スラッジセンター

 の前を通り過ぎる。

 先ほどのUSJの写真に比べ、こちらの方がよっぽどおとぎの国みたい。

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 船は、さらに進み、夢洲(ゆめしま)と咲洲(さきしま)の間でUターン。


 
 咲洲方向を見る。

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 中央に、以前その展望台に上って、空から大阪港等を一望した、

 大阪府咲洲庁舎(コスモタワー)が見える。

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 左、なつかしいATCの建物と、すごい勢いで煙を吐く煙突。

 右、咲洲の突端にあるなにわ海の時空間
 周辺の木立は野鳥園。

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 咲洲の北岸沿いに進み、
 
 いよいよ、港大橋を目指す。

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 港大橋


 1974年完成。
 東京タワーを横たえたようなイメージ。
 これほどまでに、20世紀、昭和を感じさせる建造物は、滅多にない。
 この橋の存在が、大阪港全体の雰囲気を決定づけている。

 全長980メートル。中央径館間だけで510メートルもあり、東京タワーよりもはるかに長い。


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 橋はぐんぐん近づいてきた。

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 東側。

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 西側。大迫力!

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 いよいよ、港大橋をくぐる。

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 くぐりぬけた!

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 港大橋の先の風景。


 咲洲の大型コンテナふ頭(南港コンテナ群) 

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 さらなる巨大橋が、その全貌を表す。

 なみはや大橋と、千歳橋。

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 拡大。車がとんでもないところを走っている。

 遠くから自分の姿を見たら、恐怖で凍り付くだろう。

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 再び、港大橋をくぐり、帰港。

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 天保山方面を望む。

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 最後に、港大橋となみはや大橋と千歳橋が重なる決定的瞬間が・・・・!


 最も20世紀的なレトロな大建築と、まるでCGみたいな未来的かつ壮麗なフォルムを誇る橋。
 その下を、なぜかコロンブスのサンタマリア号がゆく。
 これが、大阪。

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 海の男の後ろ姿。

 後半、意外とひまだったようだ。

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 船内のコロンブスの部屋。


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 今回の航海の海図。

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 帰港。再び帆を上げるサンタマリア号。

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