佐倉市立美術館等、その他山車の街の建築群+仏像も少しだけ~佐倉散策その2

 佐倉散策、続いては、佐倉高校記念館以外の建築等。
 但し、時系列的には、国立歴史民俗博物館(佐倉城跡)から佐倉高校へ向かう途中ということになります。



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 佐倉市立美術館(旧川崎銀行佐倉支店)


 1918年(大正7年)に川崎銀行佐倉支店として建設された建物(計者:矢部又吉)を活かして、1994年に建設された旧態保存建築。
 旧川崎銀行佐倉支店の建物は、千葉県指定文化財(有形文化財)。
 1937年(昭和12年)というからかなり早い時期に佐倉町(現佐倉市)に売却され、その後、佐倉町役場、市立公民館、市立図書館、佐倉新町資料館と利用されてきた、文字通りの街のシンボル。
 市立美術館の一部として利用する際にも、単に外観だけを残すのではなく、失われていた吹き抜けを復元した上でそのままエントランスホールとして活かした。


 残念ながら、改修工事中だった。


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 完成した姿。

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 旧成田街道


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 佐倉新町おはやし会館

 閉館まぎわに何とか間に合った。
 (ほとんど閉館時間だったのだが、係りの方が中に入れていろいろ話を聞かせてくださった)

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 こちらはかつて山車の上部にのっていた「玉井」(たまのい)。
 玉井は、「海彦・山彦」伝説を能にしたもので、これはそこに登場する海神。よく見ると、海彦の釣り針を手にしている。

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 こちらは能「竹生島」に登場する龍神。

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 どちらも、明治初期に東京より入手したもの。
 東京周辺の各地の山車祭りすべてに言えることだが、東京で失われてしまった天下祭り、山車祭りの文化が、このように地方にはしっかりと根付いているのだ。

 昨年末、18府県33件の「山・鉾・屋台行事」について、ユネスコ無形文化遺産登録が決定したが、その歴史遺産的価値を考えると当然と言えるのだ。
 今回の登録は、国指定の重要無形民俗文化財に限定しているので、残念ながら佐倉の山車祭りは含まれていないが、その価値に変わりは無い。


 街中では倉庫を見かける。

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 山車飾りを外壁にはめ込んで展示してくれている古民家も。

 江戸後期の肴町山車飾り

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 街道沿いには味わい深い建築が並ぶ。


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 歴史ある城下町だけあって、魅力的な古寺や仏像も多い。


 教安寺

 明るいうちに佐倉高校へ行こうと思って通り過ぎてしまったのだが、
 後で調べたら、簾製阿弥陀来迎図や「佐倉大仏」と呼ばれる露座の金銅地蔵菩薩像等で知られる佐倉を代表する古刹の一つだった。

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 写真を拡大してよく見てみると、佐倉大仏らしきお地蔵様が写っていた!
 写真で見る限り、さほど大仏でもない??

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 松林寺

 ひなびた風情のお寺だが、徳川幕府の土台を築いた家康の側近の一人、土井利勝ゆかりの寺。
 土井利勝は、佐倉藩主として佐倉城を完成させた。

 佐倉七福神の内、毘沙門天を祀っている。

 お堂の扉は閉じられていたが、隙間から中をのぞくことができた。
 毘沙門天は確認できなかったが、ちょうど正面に金色に輝く阿弥陀仏が見えた。

 巨樹がすごかった。
 なお、本堂はそれほど大きくない何気ないお堂だが、土井利勝が建てた江戸初期の建築とされる。

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 土井家の供養塔

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 松林寺の背後は大きく深い盆地になっている。

 その盆地を避けるように淵を回り込み、佐倉高校へ向かった。

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